掘削機械の「シールドマシン」を使った作業とは?
私たちの仕事は、まずトンネルの「スタート地点」と「ゴール地点」を掘り起こすことから始まります。
これが「発進立坑」と「到達立坑」と呼ばれる場所です。
地下鉄や地下街など、地上の構造物の影響を避けるため、これらの立坑はかなり深く掘り下げられ、しっかりと整備されます。
まるで、地下へと続く秘密基地の入り口のようです。
立坑の準備が整ったら、いよいよシールドマシンの登場。
シールドマシンは、そのままでは地下に運べません。
部品ごとにクレーンで発進立坑へと降ろされ、そこで丁寧に組み立てられていきます。
準備が完了すると、シールドマシンによる掘削が始まります。
シールドマシンの先端にある巨大なカッターがゆっくりと回転し、地中の土や岩を削り取っていきます。
掘削された土は、マシンの内部を通って後方へと運ばれ、最終的にはトンネルの外へと搬出されます。
この一連の作業を、シールドマシンオペレーターが精密に操作し、安全かつ確実に前進させていきます。
掘削された空間に合わせ、セグメントをブロックのように円筒状に組み立てて、トンネルの壁として固定していきます。
これでトンネルの安全性が確保され、その形がしっかりと保たれます。
現在弊社では土木作業員を募集中です。
広島県江田島市を拠点に活動しています。お気軽にお問い合わせください。